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ケイン

>コウさん
コメントありがとうございます。あまり素早く更新できませんし、更新しても量は少ないですが、ご期待に添えるようえっちらほっちら書いていく方向なので、また宜しくお願い致します。

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クロリインSS7

新作です。

ブログの「カテゴリ」で、SSがすべて「二次創作」でひと括りになっていましたが、増えてきたので三つに分類分けしました。三つに該当しないSSはこれまで通り「二次創作」になっています。

では続きからどぞー。

 その日。クロノはオフを有意義に過ごすべく、八神家へ遊びに出掛けた。
 もっとも、今の八神家には留守を預かるアインしか残っていない。彼女の妹分であるツヴァイも含めて、はやて達はそれぞれ管理局の任務で家を空けている。
 狙ったとしか思えない環境だったが、まぁ、アインと二人でゆっくりと過ごすのも悪くない。今日は事前にデートプランを練ってある。彼女を迎えに行って、街に出る予定だった。
 通い慣れた道を通って八神家に着く。インターフォンを鳴らすが、反応が無い。
 何度か押すが、やはり無反応。

「もしかして、出掛けたのか?」

 だが、今日こうして迎えに行くという話は事前にしてある。
 まさかアインもはやて達の任務に同行したのかとも考えたが、それならそれで、ちゃんと連絡があるはずだ。
 不思議に思いながら門を開けて、玄関の扉のドアノブを掴むと、鍵がかかっていなかった。
 無用心だなと思った反面、もしかして、アインの身に何かあったのかも思う。
 慎重な足取りで中を覗くと、玄関にはアインの靴が残されていた。

「済まない、クロノだが。誰かいるか?」

 声をかけると、リビングの方から派手な物音がした。
 同時に、女性の悲鳴。

「んにゃ!」

 他の誰でもない、アインである。
 クロノがリビングに急ぐと、酷い格好で床に這い蹲っているアインがいた。
 見事な曲線を描くお尻を天井に向けて、上半身は床に投げ出して、両手は万歳。床には靴下が一足。

「……何をやっているんだ、君は」

 意味の分からない光景にそう訊ねると、アインはぷるぷると震えながら顔をクロノに向けた。その額と鼻は、床にぶつけたらしく、真っ赤である。

「こ、これは、その」
「靴下を履こうとして転んだ、という風に見えるが?」
「ち、違います。これは、あ、あの」

 額と鼻どころか、頬も赤くして慌てるアイン。
 取り敢えず起こしてやろうと歩み寄ると、彼女が爪切りを持っている事に気付く。
 爪切り。転がる靴下。バランスを崩して顔面から床に突っ込んだと思われる姿勢。

「爪を切っていたところ、僕がやってきて、出迎えようとしたら足が縺れて倒れたと?」
「……さ、流石は執務官ですね。素晴らしい洞察力です」

 いや。別に執務官とか何も関係が無い。誰だって感づくぞ、これは。
 クロノは溜息をつき、アインを抱き上げた。所謂お姫様抱っこである。身長でようやく彼女を追い抜かした時、密かにやってみたいと機会を窺っていた。

「ふひゃ!?」
「深爪はしなかったか?」
「だだだ、だいじょうぶです……!」

 ソファに座らせて、足を確認する。
 どうやらまだ右足の爪しか切っていなかったようで、左足はそのままだ。
 だが、その切られた右足の爪も、かなり不揃いである。

「自分で切るのははじめてだったのか?」
「お、お恥ずかしながら……いつもは、我が主が切ってくれていたのですが。今日は、その、足の爪が長くなっている事に気付かなくて」
「それで自分で切ろうとした訳か。だが、ちょっと不器用だぞ? せっかく綺麗な足なのに」

 陶器のように白く、艶かしい色を持つ足。それに引き換え、何とも不揃いな爪。
 苦笑するクロノに、アインはしゅんと肩を落としてしまう。
 そんな彼女が可愛らしくて。その手にあった爪切りを取り上げると、右足の爪から整えてやる。

「ク、クロノ。そんな、いけません。貴方にそんな」
「はやてにはやってもらっているんだろう? なら、僕もやっていいんじゃないかな?」
「ですが」
「だが、他人の爪なんて切った事が無い。深爪になりそうだったら言ってくれ」

 アインは迷うように押し黙って。やがて赤い顔で肯き、おずおずとクロノに足を差し出した。
 その細い足を支えながら、不器用に切られた爪を切り揃えてゆく。
 こうしてじっくりと見る機会はなかったが、それにしても、本当に綺麗な足だなと思う。

「く、くろの。そ、そんなにみないでください。はずかしい、です」
「……別に変な所を見ている訳じゃないだろう?」
「へ、変な所って、どこです、か?」
「それを言わせる気か、君は」

 また苦笑。アインは自分の発言の意味を悟ったらしく、さらに赤くなって肩を小さくする。
 右足はすぐに終わった。左足も切る。

「結構長くなっているな」
「なかなか気が回らなくて」
「ヴィータのように靴下に穴を開けるくらい伸ばすなよ?」
「そ、そこまでズボラではありません──っ!」

 拗ねた顔が痛みに歪む。いけない、深く切り過ぎた。爪と指の隙間から薄く血が出てくる。

「済まない」
「いえ、大丈夫です──っ~~~~~~~!?」

 声にならない悲鳴を上げるアイン。
 クロノは、深爪をしてしまった彼女の足の指を、口に咥えた。

「い、いいいいい、いけませんクロノ! 汚いです!」
「そうか?」
「そうです! 何を考えているのですか! テ、ティッシュで充分です!」
「世間ではそうかもしれないが」

 そこで再び足の指を咥えるクロノ。
 アインの悲鳴が、どこか艶のある響きに変わる。

「もっと凄い場所も舐めているだろう?」

 頬が熱くなっているのを感じながらそう告げると、アインはパクパクと酸欠した金魚のように口を開け閉めして、最後にはぐっと何かを堪えるように口も眼も閉じた。

「あ、あまり、私を困らせないで下さい、もう……!」
「お詫びはこの後するさ」
「ぜ、絶対です、よ?」

 恨めしそうに、でも何かを期待するような輝きを秘めた眼で、アインはクロノを見つめた。



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ケイン

>コウさん
コメントありがとうございます。あまり素早く更新できませんし、更新しても量は少ないですが、ご期待に添えるようえっちらほっちら書いていく方向なので、また宜しくお願い致します。

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Author:ケイン
ゲーム会社勤務のシナリオライター。
趣味はサバゲー。

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